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『全国手をつなぐ育成会 Web本人交流会がおこなわれました!』

投稿日:2022年01月17日

1月9日(日)に全国手をつなぐ育成会のWeb本人交流会が実施され、

大阪市手をつなぐ育成会からは本人会きずな会のFさんとSさんの2名が参加されました。


今回のWeb交流会は去年・おととしと育成会の全国大会が中止になったことを受けて企画されたもので、

北は青森、南は九州まで15組程度の本人会が参加されていました。

これまで全国大会に毎年参加されていたFさんは

「〇〇さんや!全国大会で話したことがあります」と画面越しの再会に感激されていました。

 

今回の交流会のテーマは「コロナ禍での本人活動の状況と報告」と「災害対策」についてです。

本人活動の状況については、それぞれの本人会から、

「全然活動が出来ていません…」

「感染予防対策をおこないながら行事を実施しています」

「オンラインで会議をしています」と報告がありました。

きずな会からは、

「緊急事態宣言などの状況をみながら月1回役員会を行っています」

「感染予防のための工夫をみんなで考えてクリスマス会をしました」とお伝えしました。


災害対策については、

「地域の訓練に参加しています」「グループホームで避難訓練をしています」

「避難場所について分からないので、福祉避難所を充実させてほしいです」といった意見がありました。


また、最近の大きな事件として、北新地の放火事件の話題があがり、

「犯人が許せない」「とても悲しい」と、みなさん口々に話され、

事件への関心の高さが伺えました。

 


交流会の最後には、全国手をつなぐ育成会連合会常務理事兼事務局長の又村あおい氏から、

「コロナ禍であってもこうしてパソコンを利用しながら皆さんの顔を見て繋がれたことはとても有意義でした、

それぞれの繋がりをこれからも大切にしてもらいたいと思います」とお話がありました。


Fさん、Sさんも

「めっちゃ緊張したけど、楽しかった!また参加したい‼」

「しっかり話せました!」と初めての経験に興奮気味に感想を話されていました。


また、本人会の中には写真や飾りつけ、文字で分かりやすく伝えられているところも多くあり、

きずな会としても次回は、【知ってもらう・伝えるための工夫】をご本人たちと一緒に考えたいと思います。

『HAPPY NEW YEAR 2022』

投稿日:2022年01月03日

新年あけましておめでとうございます。

 

昨年は、引き続きのコロナ禍で、例年実施しているような食事会やホームごとの外食なども自粛を余儀なくされ、利用者の皆さんに楽しんでいただける場面の提供がほとんぼ出来なかったことが職員としても悔やまれる1年でした。

 

「新しい年を迎える新年早々は華やかに!そして豪華に!」

 

そんな思いから、在宅されている本体施設のご利用者の方へ正月太り覚悟・・・

お雑煮やお節料理の提供を行いました。普段提供している家庭的な料理とは少し雰囲気が異なり、正月気分を味わいながら皆さん召し上がられていました。

また、焼肉を提供した際は、いつもはおかわりをしないご利用者さんから「おかわり下さい!」

と食欲旺盛な様子もみられ、2022年の良いスタートが切れたと思います。

 

そして、2日には、希望者を募り毎年恒例の三社神社に初詣へ。

新型コロナのオミクロン株が急拡大し、第6波が到来していますが、今年こそ新型コロナが終息に向かい、平穏な日々が過ごせるようにみんなで祈願しました。

 

 本年もどうぞよろしくお願い致します。

障がい者週間知事表彰を受賞!

投稿日:2022年01月02日

12月23日(木)に大阪府公館で「障がい者週間知事表彰式」が行われ、当グループホームの利用者Kさんが知事表彰を受賞しました。

「障がい者福祉の推進に貢献された人および自立し、社会参加への努力が他の模範となる人」に対し、知事表彰が行われます。

Kさんは20年以上の就労歴があり、エル・チャレンジ様から推薦していただき受賞のはこびとなりました。 

参加にあたっては「平服で可」とのことでしたが、せっかくの機会なのでスーツを新調。結婚式など冠婚葬祭でも着れるよう、黒いスーツを購入。赤いネクタイ、ピンクのボタンダウンシャツで華やかさを添え、靴も新調しました。

「ネクタイ締めるの20年ぶり。」とのことで、ボタンダウンのシャツにネクタイを締めるのもなかなか大変で、支援員と一苦労でした。 (^_^;)

表彰式当日を迎え、新調のパリッとした格好でさっそうと式場へ。 

吉村知事じきじきの表彰ということで、始まる前は「緊張する~」と話されていたKさんでしたが、落ち着いて賞状をいただくことが出来ました。

ホッとしたのも束の間、続けて写真撮影が行われ、指定された席がたまたま吉村府知事の横! と、またしても「緊張する~」場面が・・・。緊張の瞬間をパチリ。緊張の連続で気の抜けない1日でした。

Kさん、受賞おめでとうございました。 (・∀・)グッジョブでしたね!!

これからも、より充実した人生が送れるように私たちも応援しています。

(H・I)

メープルの季節飾りvol.2

投稿日:2021年12月31日

今年もお世話になりました

コロナ禍で、いろいろなことが制限された2021年も今日が最後です。
たくさんの不安や残念なこともありましたが、新しい価値観や人とのつながりの大切さを考えさせられた一年でした。
新しい年がより充実したものになることを祈って、心をこめたメープルのお正月飾りです。

みなさん、あたたかな大晦日をお過ごしください


メープルの季節飾り

投稿日:2021年12月31日

今年もお世話になりました

日々の暮らし<食事編>

投稿日:2021年12月16日

おでんが おいしく煮えました

昨日はとても寒く、温かいものが恋しい夜でした
グッドタイミングで、夕食のメインはおでん
前日から準備し、具沢山のおいしいおでんが出来上がりました
「厚揚げ買うの忘れた~」と調理担当者が叫んでいたのはナイショです(笑)

写真は、提供した夕食です
「えっ? なんだか量に差が…」と思われる方もいらっしゃるでしょう
そうなんです、ホームの利用者さんは年齢も体格も違いますし、日中活動の運動量も異なります
今回ご紹介した写真は、女性ホーム≪プラム≫の、いちばん提供量の多い人と少ない人のものです
よく食べる方は、ごはんのお代わりもされました

もう一つお気づきになったかもしれませんが、献立を書いた紙が添えられています
グループホームは「家」なので、毎日の献立をあらかじめ決めてはいません
利用者さんの体調や、気候などをみながら、新鮮でお買い得な材料を日々購入して調理しています
利用者さんのリクエストにも応えられるよう世話人さんは努力してくださっています
とはいえ、なるべくバラエティーに富んだ食事ができるよう、一週間ごとの献立を決めているホームもあります
ただ、食材が手に入らなかったり、世話人の急な休みで予定のメニューを変更しなければならないこともあり、みなさんには提示していません

9月に別のホームから転居してきたAさんは毎日日記を記しておられます
内容は…今日食べた物がメインです
夕食を取りながら、「この料理は何?」「なんて書いとく?」と毎回質問されます
『焼き魚』『カレーライス』『ほうれん草のおひたし』ならいいのですが、最近はちょっと事情が違います
そうなんです、インターネットで検索しておいしそうなものを作るので、ご本人は聞いたことのない名前の料理も割とあります(;^_^A
今日のおでんは具沢山なので、予め紙に献立の内容を書いたものを添えさせていただきました
これで安心して食べることに集中できました(笑)

『食べることが幸せ』な人は多くいます
これからも、おいしく、楽しい食事提供ができるよう頑張ります
   

メープルの季節飾り

投稿日:2021年12月08日

12月ですね

みなさま、こんにちは
すっかりご無沙汰してしまい申し訳ありません

コロナ禍で日々の暮らしも大きく制限を受け、楽しいご報告ができないまま1年が過ぎてしまいました
『ブログ更新しなくちゃね・・・』と思いながら、なかなかキーボードを打てませんでした
このままいけば来年も更新できないと思い、あまり気負わず日々のつぶやきを掲載することにしました
ゆる~く見守っていただければ幸いです(^-^;

コロナの感染者が減り、街のイルミネーションを楽しむ人たちも増えてきました
グループホームでも、ささやかながらクリスマス飾りを楽しんでいます
利用者のみなさんには、少しでも心弾む年末を過ごしていただきたいと願っています

『大腸がんのわかりやすい版冊子が完成しました!』

投稿日:2021年10月30日

以前のブログに掲載しましたが、昨年の12月に研修機関から知的障がいのある人へ病気をわかりやすく理解していただけるようにと『大腸がんに関する冊子』作りへの協力依頼があり、当ホーム入居者の方と地域で単身生活をされている方が参加され、当事者の方々から多くの意見が出されましたが、遂に“生の声”が詰まったわかりやすい版冊子が完成しました!

今回は、完成した冊子の内容を改めて確認しながら、よりわかりやすくなるように再び情報交換が行われ、『肺がん』についても同様の冊子制作が進行しているようで、当事者の皆さんから、肺がんに対する率直なご意見が出されました。

 現在は、ホームページ上や関係機関への配布のみとなっているようですが、今後は知的障がいのある人だけに留まらず、子どもや外国人の方へも同様にわかりやすく理解してもらい、安心して治療が受けられるような取り組みが進められているようです。

『元旦初詣&特製元旦弁当』

投稿日:2021年01月04日

謹賀新年

『わかりやす医療情報の提供を』

投稿日:2021年01月04日

 昨年末、法人事務局を通じて研修機関から『大腸がんに関する冊子』作りへの協力依頼がありました。

知的に障がいのある人にわかりやすい表現になっているか、当事者の意見が聞きたいとのご意向に応じ、当ホーム入居者3名と地域で単身生活をされている1名が参加し、研修に携わる大学准教授と意見交換を行いました。

 皆さんは病気に関する冊子について、どのような印象を持たれているでしょうか?

 (私はというと冊子を開いた途端、難しい専門用語がならび、なかなか手が進まないのが正直なところ…苦笑)

 

 今回は新型コロナウイルス感染拡大の社会情勢を鑑みて、お越しいただいた先生の他、研究に携わる方々とはZoomを使用してWeb上でご参加いただき、利用者の方たちも初めての経験に興味津々で聞き取りがスタート。

 

“大腸とは細長い管です”「どれくらい細長いの?」

“手術の際はしばらく病院で入院します”「しばらくって何日くらい?」

“がんが大きくなると大腸がきちんと動かなくなります”「動かなくなるのがどのくらい大きくなったら?」

 

一字一句ルビとイラストが描かれた「わかりやすい版」の冊子を確認しながら、難しい用語やイメージのしにくい抽象的な言葉に対して、利用者さんたちから率直な意見が飛び交います。こうしたやり取りの間にも、利用者の方たちから質問のあった医療器具をWeb上で画像をわかりやすくご提示いただきながら理解を深めつつ、約3時間の情報交換が行われました。

 

 自分たちの意見が反映された冊子が作成されることへの期待感と今回の貴重な経験を通じて、どんな障害があっても、どんなに高齢になっても病気の説明を受けた時にわかりやすく安心して治療が受けられる一助になることを参加者一同願っています。

ありがとうございました。

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