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漏水工事始まる その3

投稿日:2020年10月12日

「旅のしおり」で旅行気分

漏水工事の日程が決まり、ホテルも予約できました。
今回のブログでは、いよいよ2泊3日の移住生活の様子をお伝えします。

職員間での打ち合わせが済み、いよいよ利用者さんに説明する時が来ました。
みなさんご承知だと思いますが、利用者さんに情報をお伝えするするのは簡単ではありません。
しかも、はじめてのこと・・・
特に4階は、工事をしているわけでもないのに自分の部屋を使えないなんて・・・
「なんで?」「どこに泊まるの?」「作業所はどうするの?」「ごはんは?」etc
WAKU WAKU ならいいのですが、なんか不安DOKI DOKIという方もいます。
タイミングを見計らって、お一人おひとりに理解していただけるように説明します。
今回は、職員が『旅のしおり』を作ってくれたので、ちょっと旅行気分になりました(*^^)v

当日は、みなさん日中活動から戻ってきてからホテルのチェックインとなります。
ホテルは駅から1分。 ホームに戻るには10分くらいかかります。
ホームに帰ってきても、手も洗えないしトイレも使えません。
いろいろ考えて、駅付近で待ち合わせすることになりました。
利用者さんとの待ち合わせは、行き違いになることも少なくありません。
駅の改札口(複数あります)や目印になる場所(駅前のマクドナルドは鉄板です)を提示し、待ち合わせ場所はたぶん大丈夫。
時間は難しいので、日中活動場所の支援員さんにもご協力をいただき、無事に合流することができました。 ホッ( ;∀;)

快適 HOTEL LIFE

ホテルは、ツインルームに男性利用者2人。トリプルルームに男女それぞれ利用者2人と支援者の組合せで利用しました。
お部屋に入って、それぞれ自分のベッドを選びリラックス。
お気に入りのグッズを持ち込んで、自分仕様にカスタマイズする方も。快適に過ごす方法を知ってらっしゃる(笑)
夕食を済ますと特にすることもなく、テレビを観ながらまったり。
利用者だけの部屋には、1時間おきに職員が様子確認に行きましたが、こちらも何事もなくのんびりと過ごされていました。

ホームで一緒に暮らしているのだから違和感ないでしょ?とお思いの読者のみなさま。
ホームは1人部屋なので、長時間誰かと部屋を共有することはないのです。
それは職員も同じで、終日利用者さんと過ごした時間は大変貴重な経験でした。
女性利用者さんの部屋は、常時独り言が飛び交っていました(笑)
テレビへの相槌だったり、行動を言葉にしたり・・・
「トイレ行ってくる」「あれどこやったかなぁ」「明日は・・」などなど もちろん返事は求めていません(*‘∀‘)
でも、お互い気にすることなく、だからと言って知らんぷりというわけでもなく、独特のほんわかした空気を醸し出していました。

就寝中の様子を知れたのも大きな収穫でした。
お風呂やトイレタイムも上手にシェアして、トラブルもなく2泊3日が過ぎていきました。
みなさん、伊達にお年を重ねていませんね。これまでの経験が垣間見れたプチ旅行になりました。

さて、次回は工事の進捗状況を報告します。

to be continued




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