社会福祉法人大阪市手をつなぐ育成会は、知的な障がいのある人たちが必要とされる援助を受けながら地域で当たり前の生活が送れることを願って活動しています。

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事務局だより

6月会員向け勉強会を開催しました

2018年06月22日 10時00分

 6月19日(火)に”親なきあと”の財産管理をテーマに(株)ジェイアイシーの御子柴大樹氏とジェイアイシーウエスト(株)の竹本幸司氏にお越しいただき、『未来あんしんサポート』の紹介をしていただきました。

 『未来あんしんサポート』は生命保険と信託機能を組み合わせ、親が万が一のときに支払われる生命保険金を信託銀行が安全に管理しながら、子どもに分割してその財産を交付していくサービスです。
 また、医療費等の捻出のための臨時の引き出しにも対応できるとのことです。

 以前に(一社)大阪府信用組合協会から紹介があった『後見制度支援預金』も本人の財産の適切な管理と利用という目的は同様ですが、後見制度であるため、家庭裁判所の指示書が必要です。
 それに対し、『未来あんしんサポート』は親の医師や判断で決定できるところが大きな違いになります。
 どちらも「子どもにお金を残してあげたいが、有効に使ってもらうことができるのだろうか」「手元にたくさんお金があると上手く使えないのではないか」等の不安を抱える親のための手立てになります。

 その他、疾病やケガの入院や賠償事故などを補償する『生活サポート総合補償制度』の紹介もありました。
 『生活サポート総合補償制度』の特徴は以下の3点です。
 ①加入に際しての健康診断や医師の診察は必要がない。
 ②ケガや病気による入院が補償の対象となる。
 ③入院給付金は、既往症やてんかん発作による入院をはじめ、治療のための検査入院でも補償の対象となる。

 個々のケースに合わせて、上手に活用していただきたいと思います。

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